貿易 : 国際収支統計
【日本】 国際収支統計   対外及び対内証券売買契約等の状況
【アメリカ】 貿易収支
国際収支統計

●発表機関:財務省国際局日本銀行国際局
●公表周期:速報は月次、確報は四半期ごと
●公表予定:速報…翌々月中旬、確報…各四半期最終月の翌々月

国際収支統計とは、一定期間の対外経済取引の全てを記録したもので、
為替レートの動向分析や、日本の経済動向を判断する際、最も基本になるのが国際収支統計である。

簡単に言えば、外国からのお金の受け取り、支払いをまとめた一国の「家計簿」のようなものであり、
これを見ることによってどの部分が黒字、赤字であるかひと目で確認することができる。
政府による経済政策、金融機関による金融市場予測の判断材料としても使われる。

国際収支は主に「経常収支」「資本収支」「外貨準備高増減」の3項目に分けられる。
この中で特に重要なのが「経常収支」と「資本収支」である。
経常収支      … 日本と外国との間のモノ(輸出入)やサービスのやりとりを表す。
資本収支      … 海外への直接投資や証券投資などのお金のやりとりを表す。
外貨準備高増減 … 政府・日銀が保有する外貨の増減を表す。

一般に経常収支が黒字なら、資本収支は赤字。経常収支が赤字なら、資本収支は黒字になることが多く、
両者は裏表一体の関係にある。

・貿易統計(通関統計)との違い
 貿易統計は税関を物が通ることによって計上されるが、国際収支は所有権の移転を基準に計上する。

【参考リンク】

日本銀行 国際収支とは
日本銀行 国際収支項目用語解説
NIKKEIマネー&マーケット(景気ウォッチ)
NIKKEIマネー&マーケット(実質統計データ)

トレーダーズ・ウェブ経常収支
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