金融 : マネーサプライ
【日本】 日銀短観  マネーサプライ  マネタリーベース  金融政策決定会合
【アメリカ】 FOMC
マネーサプライ

●発表機関:日本銀行
●公表周期:月次
●公表予定:詳しくはこちら(日銀HP)
●別名:マネーストック
速報・・・翌月第6営業日(3、9月分は翌月第8営業日)
確報:M1、M2+CD・・・翌々月の第6営業日(2、8月分は翌々月第8営業日)
M3+CD(末残)・・・翌年8月の第6営業日
広義流動性・・・翌年6月の第6営業日

マネーサプライ(通貨供給量)とは基本的に、通貨保有主体(一般法人、個人、地方公共団体等)が保有する通貨量の残高である
(金融機関・中央政府以外が保有する通貨量)。
なお、銀行・信用金庫等のほか、信託(投信を含む)、保険会社、政府関係金融機関などは通貨保有主体から除かれる一方、
証券会社、証券金融会社、短資会社などは一般法人として通貨保有主体に含めている。

代表的な指標は、M2+CDと広義流動性である。
しかし、分析の目的に応じてその他の指標も使い分けることが重要。
マネーサプライの伸び率と名目GDPとの間には長期的均衡関係がある。
日銀は金融政策の運営上、実体経済や物価以外にもマネーサプライの動向を重視している。
  • M2+CD … M1(現金通貨、預金通貨) + 定期預金などの準通貨 + CD(譲渡性預金)
  • 広義流動性 … 通貨保有主体が保有する現金・預金および現金・預金と代替性の高い金融資産を
    幅広く推計・集計した集計量。
理論的にはマネーサプライの増加は好景気・物価上昇(極端な場合はインフレ)、
マネーサプライの減少は不景気・物価下落(極端な場合はデフレ)となる。
しかし、1997年以降のマネーサプライと景気の相関関係は弱くなっている。

【参考リンク】

野村證券用語
NIKKEIマネー&マーケット(景気ウォッチ
NIKKEIマネー&マーケット(実質統計データ)

トレーダーズ・ウェブ経済指標(M2+CD(前年比))
トレーダーズ・ウェブ経済指標(広義流動性(前年比))
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