金融 : 日銀短観
【日本】 日銀短観  マネーサプライ  マネタリーベース  金融政策決定会合
【アメリカ】 FOMC
日銀短観

●正式名称:企業短期経済観測調査
●発表機関:日本銀行
●公表周期:3、6、9、12月に調査実施。
●公表予定:4月初(3月分)、7月初(6月分)、10月初(9月分)、12月央(12月分) 8:50

日銀短観は、金融政策の動向と密接に関連するため、国内マーケットで最も感心の高い調査のひとつ。
短観が企業に対し行なう主な調査は、判断項目(業況、仕入れ価格、資金操りなど)と、
計数項目(設備投資、生産、売上など実績値)を尋ねるものである。

短観の中で一番重要なのは「業況判断DI」である。
製造業の業況判断DIのピークとボトムは、景気基準日の景気の山と谷に一致する。
また、業種別で景気変動が各産業にどのように波及していったか確認することができる。

業況判断DIは次回(3ヶ月先)の予測値も公表される。
実績値と、前回公表の予測値を比較し、実績値が予想値を上回れば予想以上に景気が良いと判断できる。
逆に実績値が予想値を下回れば「予想以上に景気が悪い」と判断できる。

マーケットの関心度が高いため、事前のエコノミスト予想と数値が乖離した場合などは、マーケットの変動要因となる。
株式市場をはじめ、債券市場、為替市場にももちろん影響を与える。

【参考リンク】

野村證券用語
NIKKEIマネー&マーケット(景気ウォッチ)
NIKKEIマネー&マーケット(統計データ)

NIKKEIマネー&マーケット(大企業製造業)
トレーダーズ・ウェブ経済指標(大企業製造業業況判断)
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